依頼返却（あなたのお名前、なんて言うの？）と反省＋α

竜宮城決戦の少し前に行った依頼が帰ってきたよ。
結果は成功だったんだけれど……ゴメン、策が甘かったね。
成功には変わりなくても、重傷者三人はこちらの落ち度のせいだから……少し反省を。
次に生かしたいから。

今回の作戦で徒となったのは、囮班と待機班の間の距離が長過ぎたこと。
そして、トランシーバーの通信可能範囲を甘く見ていたこと、かな？
距離を開けすぎた理由が「トランシーバーの限界通信可能範囲」まで場所を空けていたからだから……これが大きな問題だったね。
距離を開きすぎてしまったから、シフォンのヘリオンサインの位置を正確に読み取ることができなくて、探すまでの間にケガ人が増えてしまった。
幸運だったのは、魔弾術士の人達がネコ班の形で囮班のそばに居てくれたことだね。
おかげで、私達もギリギリで間に合った。
作戦に魔弾術士の人達が多くて、本当に助かったよ。

今回の依頼で私が教訓は『2重や3重の策ではまだ甘い。実行できるのなら妥協せず、4重でも5重でも巡らせろ』になるかな？
ネコ班、トランシーバーでの計測、ヘリオンサインの伝言、で策は3つ。
けれど、今回は2つ成功しなくて、策1つで臨む結果になってしまった。
教室で相談した時、これ以外にも策は出ていて、結局有用だと思える3つを除いて使わない方向にしたり、簡単な方向へ妥協したりしたけれど、もう少し吟味して、使える物は使うべきだったのかもしれないね。

……次の目標は『妥協しないで最後まで考える』かな？
依頼で一緒だったみんな、ありがとう。
ケガをした人はゆっくり休んでね。
続きはちょっとだけ内緒話。

「重傷治るまでは絶対安静」って言われてるんだけど、こっそりゴーストタウンまで行ってたりするんだ（笑）
巡り合わせが悪いのか、もう少しで何かを掴めそう（＝レベルが上がりそう）ってところでいつも止まっちゃうから、残りを掴むためによく行くんだけど……竜宮城決戦の後も、今回の依頼の後も、やっぱりギリギリで掴み損ねちゃったんだ。
なるべく入り口で引き返すようにはしてるけどね。